株式会社 ヴァイタス Vitas

2022.02.01無効審決のご報告(続報)

  • 令和4年2月1日
  • お客様各位
  • 株式会社ヴァイタス
    代表取締役社長 小林 巧
    株式会社ヴァイタス代理人
    弁護士 飯田 秀郷
    弁護士 清水 紘武
  • 無効審決のご報告
    (続報)

 株式会社レイズ(以下「レイズ社」といいます。)が保有する特許第6407464号及び特許第6309504号(以下「本件特許権」といいます。)に関する特許係争の現状について、以下の通りご報告いたします。
 今後とも、ご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

1 本件特許権の無効審判請求

(1)無効審判請求の結果(無効審決)  特許庁は、先にご報告した特許第6407464号に関する無効審判請求事件(無効2020-800073号)のみならず、 特許第6309504号に関する無効審判請求事件(無効2020-800072号)においても、レイズ社の特許権が無効であると判断し、無効審決をしました。
 これにより、本件特許権のいずれもが無効(全ての請求項に係る特許が無効)との判断が示されたことになります。
 弊社は、2004年の設立当初より患者さん、ご家族、医療従事者の視点で医療現場を見つめ、長年にわたって、病棟病室のICT化による安心と安全を享受できる療養環境、業務環境を実現する仕組みを開発し、提供してきました。「医療看護支援ピクトグラムシステム」もそのひとつです。
 過去の侵害訴訟において、同製品は本件特許権を侵害すると判断されましたが、その際、今回特許庁において審理された無効理由は全く審理されておらず、その判断は誠に遺憾です。
 その点で、弊社主張を認めた今般の特許庁のふたつの無効審決は、とても大きな意義を持つものであり、また当然の判断であると考えています。

(2)今後について  レイズ社は、特許第6407464号に関する無効審決について、既に知的財産高等裁判所に対し、審決取消訴訟を提起しました。特許第6309504号に関する無効審決についても、同様に審決取消訴訟が提起され、特許庁の判断を争うことが予想されます。
 無効審決の確定までには時間を要することになりますが、弊社としては、本件特許権は無効であると確信しておりますので、引き続き力を尽くしていきます。
 なお、本件特許権の無効が確定した場合には、本件特許権は最初から存在しないことになりますので、侵害訴訟の判決で製造販売等を禁止された「医療看護支援ピクトグラムシステム」は、結果的に本件特許権を侵害するものではないことになります。

2 侵害訴訟と弊社製品について

侵害訴訟の確定判決と弊社製品の関係について、改めてご説明いたします。

(1)確定判決の効力の範囲について  上記判決は、弊社が「医療看護支援ピクトグラムシステム」を生産、譲渡等(製造販売等)をしてはならないとしたものです。そのため、この判決の当事者である弊社に対してのみ効力があるものであり、弊社以外の関係協力会社やユーザの皆様に対しては、何ら法的効力は及びません。
 また、「医療看護支援ピクトグラムシステム」と製品名称及び認証方式が異なる製品は、判決の対象ではありませんので、その製造販売等が禁止されたわけではありません。

(2)Meliportについて  弊社製品の「Meliport」は、判決によって製造販売等が禁止された「医療看護支援ピクトグラムシステム」の認証方式と全く異なるもので、確定した判決の対象ではありません。
 よって、本件特許権の侵害となることはなく、安心して販売、レンタル、使用していただくことができるものです。

以上

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